思い出を洗う
先週の土曜日、ぬいぐるみを洗濯しました。
大きな犬のぬいぐるみ。
夫と付き合っていた時に、どうしてもコレがほしい!と誕生日プレゼントにおねだりしたものなんです。
ラッピングもとってもかわいくしてくれて(お店の方がね)、袋から顔を出している姿のぬいぐるみを恥ずかしそうに持ってきてくれたのを覚えています。
いろいろなものを断捨離して、ぬいぐるみもかなりの数を手放しました。
でも、これだけは(正確には他にもまだあるけど)捨てられないのです。
とはいっても、汚れがかなりひどくて。
今までも洗剤をつけて固く絞った布で拭いたりはしていましたが、どうにも落ちません。
思い切って洗ってみることにしました。
大きいので、バスタブで洗って、よーくすすいで、洗濯機で軽く脱水。
ぬいぐるみを干せるようなものはないので、ワイヤーネットを3枚組み合わせたものの上に。
濡れている時は、毛並みがゴワゴワ。
失敗しちゃったらどうしよう、と心配でしたが、
よーく乾かしたら、毛並み復活!
天気も良かったので、1日ですっかり乾いてくれました。
きれいになって、ふわふわになったので
ソファーに座ってます♪
今まで、捨てられないとはいってもしまいこんでいました。
なんでも捨てちゃう、と思われているので、「これはちゃんと持ってるよ」アピールを兼ねて。
思い出は大切
必要なもの、使うものだけだったら、モノはかなり減ると思います。
でも、思い出だって大切なもの。
なんでもかんでも、捨てればいいってもんじゃない!と私は思います。
自分が納得して手放す分にはいいのですが、家族の思い出はわからないですよね。
汚いぬいぐるみも、思い出がいっぱい詰まっていたら手放せないんです。
子どもの頃、大好きなパンダのぬいぐるみがあって、連れて歩いているうちになくしてしまったことがありました。
さんざん探してもらって、それでも見つからなくて、両親が新しいパンダのぬいぐるみを買ってくれたんですが、それじゃダメだったんです。
なくしてしまったぬいぐるみが、私にとっての大事なもの、思い出がつまったものなんですよね。
だから、新しいきれいなぬいぐるみではダメなんです。
思い出ってそういうものだなぁ、とブログ書きながら思い出しました。
お子さんの大事にしているものも、同じです。
本人がもういらない、と言うまでは、大事にしてあげてくださいね。