2次試験準備
整理収納アドバイザー2次試験準備のため、今日はお片付けの実践に行ってきました。
自分用メモも兼ねて残しておきたいと思います。
まずはヒアリング
朝10時頃到着、しばしヒアリングをしながら話をしました。
が・・・もうこの段階から撃沈です(TT)
試験のための、ということで、叔母にお願いしていたのですが、お客様であればここまで脱線してしまうことはおそらく少ないのかと。
話があちこちにいってしまうので、戻すのも一苦労です(笑)
伝えたいこともなかなかうまく伝わらない。
ある程度回答を想定してこちらも返す言葉を用意していないとなんだなぁ。という反省。
それでもなんとか片づけスタート。
収納の前にもモノが
ビフォー
念のため書いておきますと、叔母は1人暮らしです。
以前は祖母と一緒に住んでいましたが、祖母が亡くなって1人暮らしになりました。
間取りは1LDK。
2人で住んでいた頃のまま、モノの見直しをせずに数年経ってしまった結果、モノがあふれてしまっています。
食器好きなこともあって、食器棚はぎっしり。
その前にテーブルが置かれ、食器棚の扉をふさいでいる状態。
逆側もせっかく造り付けの収納があるのに、その前にテーブル。
出し入れできません。
初めて行ったわけではなく、なんどもおじゃましたことのあるお宅。
でも今までは正直さほど気にもしていませんでした。
整理収納を学んでからこの部屋を見ると・・・使いにくいだろうなぁというところがたくさん。
問題点
- モノが多い
- 収納の前にもモノを置いて、収納が使えない状態
- どこになにがあるか把握できていない
- 「もったいない」の意味を取り違えている
このあたりでしょうかね。
残すものを選ぶ
捨てるものを、となると、戦後モノのない時代を生きてきた叔母にとっては「使えるのにもったいない」という思いが邪魔します。
モノが豊かさの象徴だった時代ですから、これはやむを得ません。
でも、使わないものは避けよう、とか、毎日お気に入りのものを使おう、とか。
そんな言葉で手放す決断を促していきます。
大量の食器も、ひとつひとつ見直してもらいました。
全部出して、1つ1つ確認して、の繰り返し。
数が多ければその分時間もかかる大変な作業です。
自宅の片付けとの違いと難しさ
自宅なら、やってみてダメだったら変えれば良い。
なのでとりあえずやってみる、ということができます。
でも、自分の家じゃないとそれができません。
もちろん使い勝手が悪いと感じたら変えてね、とは伝えていますが、おそらくそんなことはしないでしょう。
だからこそ、その時点でできうる限り、想像できる限りの収納を作り上げなければいけないんですね。
難しいことだけれど、それが仕事として片付けに携わるということなんだな、と痛感しました。
最終的に1日でこれだけゴミが。
運ぶのも一苦労(食器重いからね)なほど手放すことに。
幸いいつでもゴミを出せるので、2人で一緒に運んできました。
きっと見かけた方は引っ越すのかと思ったことでしょうね。
1日ではとても終わりませんでしたので、次回に向けてしっかり準備をしておかなければ。